地球連邦軍
装甲強化型ジム (BA)
ジムの改修機の中でも、装甲と機動性の同時強化を実現したF型系列のうちの1機。
基本改修点はデザート・ジムと同様で、各関節の防塵処理と被弾率の高い部位へのリアクティブ・アーマーによる装甲強化、重量増加による機動性低下を抑制するための大出力ランドセルへの換装となっている。
しかし本機の最大の特徴は、脚部に新型推進システムが設けられたことで、ホバー状態での高機動を実現した点にある。
重装甲と高い機動力により、火力面での不安はあるものの、当時の地上戦線において地球連邦の兵たちが恐れていたドムへの対抗手段としても期待された。
多くがアフリカ戦線を中心にジムの改修キットの形で導入されたが、北米においてもその有用性からウィッチハント隊の隊長であるバリー・アボットが運用して戦果を上げた。